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祝!協議会便り発行   

2009年 08月 01日

地域が一つになるってどういうことでしょう?

どうなったら「地域がまとまった」「地域が一つになった」って言えるんでしょう?


明確な答えは私にはまだわかりません。
ただ、実感として、何か一つの目標について地域全体が関心を持ち始めてきたとき、なんだかまとまってきたなぁと感じていました。

でもそれって簡単なようですごく難しい。

地域のできごとを地域全体が知ることってなぜか難しい。
地域の人が地域の中で生活して、仕事をして、っていう時代ではきっとちょっとのことも全家庭が知ってたりしたんでしょうけど。


最近は特に、地域の行事や取り決めも、地域の一部のリーダーたちや役員さんたちが決めて、それで終わってしまいがちですね。地域全体に関わることなのに、地域の人は何も知らず・・・。

地域の人が地域の外で仕事をしていることが多いこの時代、みんなで集まって、みんなの意見をききながら何かを考えていくってすごく難しい。
だからって仕方ないとあきらめていたら、お互い(決める方も決められる方も)にどうでも良くなってきて、地域の中が2分化、へたすりゃ3分化も4分化もしてしまいます。

「どうせ偉い人たちが勝手に決めて勝手にやるんだろ~」
「どうせ何を決めたって文句言ってこないだろう~」
って。


それっていったい誰のための地域なんでしょう?



地域が一つになるためには、大前提に「地域のできごとを地域の全員が知っている」ことがなくてはいけないと私は思います。

これから何が起きようとしているのか、何に向かって進もうとしているのか、それを知らずに生活するのって、すごく怖いことだし、寂しいことだし、悲しいことだと思います。


でも現実として地域全員で話し合いなんてできないですから、せめて何が起こっているのかという情報を全員にむけて発信したい!何かが始まっていることを知ってもらいたい!



そんな思いから「小嵐山・黒石温泉郷活性化協議会便り」ができあがりました!!!!

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本日8月1日、山形地区全戸(約820戸)に配布されたんです。


初回の今回は全6ページです。
1ページ目には「新幹線がやってくる!」と題して、手書きでこれから起ころうとしている新幹線開業にまつわる動きについて分かりやすく示した・・・つもりです。
2~3ページには協議会のメンバーから3人のご挨拶とメッセージが。
4ページ目は私の紹介と馬車構想の説明を。
5ページ目には「馬車応援隊大募集」としてこれも手書きで馬車構想を応援してくれる方の募集を呼びかけました(笑
6ページ目は今後の動きと手書きの編集後記。

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手書きにこだわっています!
私自身ははじめ抵抗があったのですが、いざ手書きで書いてみると、なんだかすごく良い!
自分の気持ちをストレートに伝えられる気がします。
なによりインパクトが!
少しでもみなさんに読んでもらえるように・・・。


反応が楽しみであり、不安でもあります。
ちょっとでも地域の動きに関心をもってもらえるきっかけになれば・・・。

# by momiji-basya | 2009-08-01 09:45 | 馬車を走らせよう交流会

「津軽は、夏へ」出陣際!!!   

2009年 07月 29日

「夏」と言われてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?


暑さ?セミの声?スイカ?花火???
思い浮かべるものって10人10色、いろいろあると思います。


逆に、です。 
「お囃子の音」って、「夏」からは連想されなくても、その音色を聞いたら、たいていの人が「夏」を感じるんじゃないでしょうか?
そして同時に、何か「なつかしい」ような気持ちがわき、胸が高なり、その場に一体感のような独特の空気が生まれる・・・そんな気がしませんか?


山形地区は今日、そんな夏の独特の空気に包まれました。


「津軽は、夏へ」出陣際。
「津軽は、夏へ」出陣際!!!_e0185543_10591475.jpg


明日から黒石はねぷた祭りが始まります。8月1日からは弘前、続いて青森、五所川原・・・と、津軽は夏祭りに突入します。
そんな津軽の夏をさらに盛り上げるために、我が小嵐山・黒石温泉郷活性化協議会が開催したのが本日の出陣際です。


残念なことに今日の津軽は雨、雨、雨・・・。
ざーざー降りの雨で浴衣はびしょびしょ、正直テンションも下がっていました。


ところが!

会場内にお囃子が響きはじめました・・・!出陣際の始まりです。
地元のお囃子チームによる笛太鼓。
急にテンションがあがりました!夏です!!!会場の温度も上昇!!!
私は津軽のお囃子が好きです。すごく津軽に合っていると思います。
他のどこの地域でもなじまない音色。逆に津軽の人にとっては気持ちが高なる音・・・。


そして本日のメイン。「に組」のお囃子!

青森ねぶたを伝承する正調お囃子チーム「に組」(青森ねぶた囃子保存会に組)の見参です!!!
迫力の太鼓が鳴り響くと会場の視線が舞台に釘付け。
出陣前の緊張感のようです。空気がキリっと締まります。

♪~♪♪♪♪♪♪~♪~

笛が入りました。締まった空気が一気に広がりました。
会場のみなさんの顔も一気に笑顔に・・・!
小さな子供が体いっぱい、楽しそうに飛び跳ねます。
その楽しそうな姿にみんなまた笑顔に!!!
「津軽は、夏へ」出陣際!!!_e0185543_10555973.jpg


夏ですね。


やっぱり私はこの音色が好きです。
そしてこの雰囲気が気持ちよくて仕方ありません。





そんなこんなで、馬車だけでなく、小嵐山・黒石温泉郷活性化協議会のイベントについても積極的に発信していきたいと思います。馬車単独で考えても良いものは生まれませんもんね。

まずはこの地域の雰囲気を捉えて、この地域の一年の営みを体感して、それからじゃないと馬車が地域を邪魔してしまいかねませんからね。




さぁ、津軽の夏の音色、聞いてみませんか?
思わず顔がほころびます。夏を体中で感じます。

夏はぜひ、青森へ!黒石へ!!!!
お待ちしております。

# by momiji-basya | 2009-07-29 23:30 | 協議会の動き

はじめまして!   

2009年 07月 27日

はじめまして!

みなさん、青森県は黒石市山形地区はご存知ですか?

地域の自慢は京都の嵐山にも例えられる中野もみじ山(小嵐山)落合・温湯・板留それぞれの趣が楽しめる黒石温泉郷。地域の中心には自然豊かな浅瀬石川が流れ、名所旧跡が点在します。
春にはカタクリが咲き誇り、秋には真っ赤なりんごと小嵐山の紅葉したもみじ達。

そんな山形地区では、今年度、地域の活性化を目指し「小嵐山・黒石温泉郷活性化協議会」を立ち上げました。多くのみなさまにこの地域の魅力を知っていただきたい、そんな想いから現在さまざまな取り組みを行っております。

その中に「地域の原風景である馬車・馬そりの復活」があります。
かつてはこの地域にも馬車・馬そりが走っていました。公共の交通手段としての馬車はもちろん、温泉郷には湯治のために馬車にいっぱい荷物を積み込んで、各地から人々が訪れていたそうです。

車社会になってしまった現在では、あっという間に目的地に着いてしまいますし、個別の空間ですから、周囲との交流も生まれなくなってしまいました。地域をゆっくりゆったりと見渡す機会も少なくなってしまい、地域の人や地域を訪れた人との交流の機会も減ってしまったことでしょう。


でもそんなのって寂しいですよね。

せっかくの自然豊かな地域を堪能できないのはもったいない!
ゆっくりと周囲を見渡せば、普段気付かない何かに気付けるかもしれません。

人と人との交流がまた新たな交流を生み出し、その交流から何かが生まれます。



馬車・馬そりを復活させることで、どんな効果があるのか、どこまで地域が元気になるのはわかりません。
だけど何かが起きそうな気がするんです。


このブログは、そんな「何か」を起こすために、魅力的な馬車・馬そりの運行を目指していく道のりをみなさんに応援していただくために立ち上げました。
たくさんの方からアドバイス、ご意見をいただきながらより良い活動をしていきたいと思っています。
どうぞこれからよろしくお願いいたします!


ちなみに私(佐々木牧恵)は現在、弘前大学の4年生です。
大学では地域再生、地域活性化について学んでいて、その実践的な活動として、
卒業後はこの地区に学ばせてもらうような形になります。
卒業までのこの一年間は、研究の一環として、動いております。
精一杯頑張っていきますので、応援してください!

# by momiji-basya | 2009-07-27 22:34